【20代向け】休日に「何もできなかった」と落ち込んでしまうあなたへ。生産性を求めすぎて疲れた心を休めるヒント

心理学

皆さんこんにちは!ヘルシーな猫です!🐈

せっかくの休日。

「今日はあれをやって、ここに行って、有意義に過ごそう!」と計画を立てていたのに、気づけば夕方……。

「結局今日もダラダラして終わっちゃった」「何も生み出せなかったな」と、落ち込んでしまった経験はありませんか?

実は、私自身もまったく同じ失敗を何度もしてきました。

休日を「生産的」に過ごそうとキッチリ計画を詰め込んだ結果、予定通りに進まないと自己嫌悪に陥り、心も体も一向に休まらない……

なんていう本末転倒な休日を過ごしていたんです。

SNSを開けば、休日に早起きをしてカフェに行ったり、資格の勉強をしたり、素敵な場所へ出かけたりしている人の投稿が目に飛び込んできますよね。

そんな周りと比べて、「何もしていない自分は時間を無駄にしているんじゃないか」と不安や焦りを感じてしまう気持ち、とてもよく分かります。

でも、どうか自分を責めないでください。

あなたが休日に罪悪感を抱いてしまうのには、ちゃんとした理由があるんです。

今回は、なぜ私たちが休日まで「生産性」を求めて疲れてしまうのか、その理由と、肩の荷を降ろして心を軽やかにするヒントをお伝えしていきます。

なぜ私たちは、休日まで「生産性」を求めてしまうの?

「休みの日くらい、好きなように過ごせばいいはずなのに……」と思っても、なぜか私たちは「何か価値のあることをしなきゃ」という焦りに追われてしまいがちです。

なぜこんなにも「生産性」に縛られてしまうのでしょうか?

社会やSNSの影響で「多忙=素晴らしい」と感じやすい現代

現代の社会では、「いつも忙しく働いている人」や「スケジュールが充実している人」=「社会から必要とされている魅力的な人」という雰囲気が少なからずありますよね。

SNSをひらけば、誰かの充実した日常や成果が24時間いつでも見えてしまいます。

そうした情報に囲まれているうちに、私たちは無意識のうちに「何もしない時間=需要のない自分」「暇=悪」のように感じてしまい、忙しく過ごすことで自分の価値を確認しようとしてしまうのです。

「充実した休日」という体験をコレクションしようとする心理

消費者行動論を専門とするアナット・ケイナンたちは2019年に行った研究でも、現代人は休日や余暇の時間でさえも「効率」や「生産性」を追求してしまう傾向があることが指摘されています。

ただのんびり過ごすことよりも、「話題のカフェに行った」「珍しい体験をした」という「目に見える実績」をコレクションしたくなってしまう心のメカニズムがあるのです。

「せっかくの休日だから、何か特別な体験をして人生を充実させなきゃ!」という思いが、知らず知らずのうちに自分自身を追い詰めるプレッシャーになっていたのかもしれません。

「何もしなかった休日」は、決して無駄ではありません

休日を予定通りに過ごせなかったとき、「時間を無駄にしてしまった」と落ち込む必要はまったくありませんよ。

あなたが悪いのではなく、社会の仕組みで焦らされていただけ

「休日をうまく使えなかった……」と自分を責めてしまいそうになったら、「私がダメなんじゃなくて、現代社会のスピード感に焦らされていただけなんだな」と思い出してみてください。

毎日仕事や人間関係でたくさんの神経を使っている20代のあなただからこそ、知らず知らずのうちに「もっと頑張らなきゃ」と自分に厳しくなっていただけなのです。

体と心を本気で休ませる「大切な時間」だったという捉え直し

ベッドの上でゴロゴロ過ごした時間や、ボーッと動画を見て終わった時間。

それは決して「無駄な時間」ではなく、「これまで走り続けて疲れた体と心が、緊急停止してエネルギーを充電していた時間」です。

車もガソリンが切れれば走り続けられないのと同じように、あなたの心と体も「今は何も動かさないで!」と休息のサインを出してくれていたのかもしれません。

何も生み出さなかったのではなく、「あなたの明日をつなぐための体力」をしっかり生み出していたんですよ。

明日からちょっと心が軽くなる、休日の心の整え方

生産性の呪縛から少しだけ離れて、休日を心地よく過ごすための小さなヒントをご紹介しますね。

「今日やるToDoリスト」を思い切って手放してみる

休日に計画を詰め込みすぎてしまう人は、一度「休日のToDoリスト」を作るのをやめてみませんか?

「〇〇をしなきゃ」というリストがあるだけで、休日は「消化しなければいけないタスクの時間」に変わってしまいます。休日は「何もしないことを決める日」にしてみるのも、とても贅沢で素敵な過ごし方ですよ。

「ボーッとできた自分」にハナマルをあげよう

もし一日中ベッドから出られなかったとしても、

「今日はしっかり体を休ませることができた!偉い!」

と、そのままの自分にハナマルをあげてくださいね。

「何かを達成したから価値がある」のではなく、「ただ存在して、心を休ませていること」

それ自体がとても大切で価値のあることです。

おわりに

日々仕事や生活に向き合い、頑張っている20代のあなた。

休日くらい、「生産性」を考えなくて大丈夫ですよ。

何もできなかったように思える休日も、あなたという大切な存在をしっかり守り、労わってあげたかけがえのない時間です。

「今日はのんびりできて良かったな」とフッと肩の力を抜いて、今夜は温かい飲み物でも飲みながら、自分自身をたくさん甘やかしてあげてくださいね。

それでは次の記事で!バイバイ👋

参考文献

著者名: Anat Keinan, Silvia Bellezza, Neeru Paharia

論文タイトル: “The Symbolic Value of Time”

掲載誌: Current Opinion in Psychology(Vol. 26, pp. 58–61)

発行年: 2019年

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