「周りに置いていかれる…」仕事や時間で焦ってしまう20代へ。

時間

皆さんこんにちは!ヘルシーな猫です!🐈

「なんだか毎日、時間に追われている気がする」

「周りの同世代がどんどん先へ進んでいるように見えて、自分だけ焦ってしまう」

そんな風に、仕事や日々の暮らしの中で「早くしなきゃ」と心が擦り減っていませんか?

実は私も、平日の慌ただしい日々が続くと、なんだか自分だけが取り残されているような焦りを感じることがあります。

でも、そんな私が1番幸せを感じる瞬間があるんです。

それは、休日に温泉に入っているとき。

じんわりと温かいお湯に身をゆだねていると、それまで頭を占めていた

「早くあれをこなさなきゃ」「周りに追いつかなきゃ」

という焦りが、湯気と一緒にすーっと消えていくような感覚になります。

湯船に浸かりながらふと思ったんです。

「私、どうしてあんなに急いでいたんだろう?」と。

今、仕事や人生のペースについて「時間が足りない」「辛い」と感じているあなたへ。

少し肩の力を抜いて、冷たい水でも飲みながら読んでみてくださいね。

「世の中のスピードが早くなっている」は、実は思い込み?

「昔に比べて、現代は社会全体のスピードが早くなっている」

そう言われると、「確かにそうかも…」と納得してしまいますよね。

SNSを開けば目まぐるしく新しい情報が流れてきて、仕事でも素早いレスポンスや成果が求められる時代です。

だからこそ、「自分も早く成長しなきゃ」「追いつかなきゃ」と焦ってしまうのは、ごく自然なことです。

ですが、実は「現代人が昔より急かされている」というのは、私たちの思い込みかもしれない…という面白い研究データがあるんです。

社会学者ジョン・P・ロビンソン教授の研究が教えてくれること

メリーランド大学の社会学者であるジョン・P・ロビンソン教授は、アメリカ人の「時間的切迫感」と「幸福感」の変化について長年調査・分析を行いました。

世間一般では「現代社会は生活ペースがどんどん加速している」と信じられていますよね。

しかし、ロビンソン教授が実証データをもとに分析したところ、驚くような事実が分かったのです。

データが示す「みんな、昔ほど急いでいない」という事実

論文の中で示されたのは、以下のような結果でした。

  • 「いつも急いでいる」と感じる人は減っている 「一般的に生活ペースが上がっている」と思われているにもかかわらず、実際には「いつも急いでいる(always rushed)」と答えた人の割合は、過去の調査と比べて6〜9ポイントも減少していました。
  • 仕事の有無に関わらず、みんな急がなくなっている この「急ぎ足感が減った」という傾向は、働いている人もそうでない人も共通して見られた変化でした。

つまり、社会全体の実態として「みんなが以前より猛スピードで生きている」わけではないのです。

周りと比べて「時間が足りない」「遅れている」と感じてしまう理由

「データではみんな急いでいないって言われても、現に私はこんなに焦って辛いのに…」と感じてしまいますよね。そのお気持ち、とてもよく分かります。

ここで、ロビンソン教授の論文にあるもうひとつ重要な発見をご紹介しますね。

研究では、「いつも急いでいる」感覚が減った一方で、

なんと「とても幸せだ」と感じる人の割合も下がっていたのです。

時間に追われなくなったからといって、自動的に心が満たされるわけではない。

むしろ、「時間を持て余している感覚」「どう時間を使っていいか分からない感覚」のほうが、心の幸福感と深く関係していることが分かってきました。

本当に速くなっているのは、周りではなく自分の「焦る心」かも

仕事で周りと比べて落ち込んでしまうとき、私たちは「周りのみんなはすごいスピードで成果を出している」「私だけが時間の使い方が下手で遅れている」と思いがちです。

でも、本当に世の中や周りの人がものすごいスピードで走っているのでしょうか?

もしかすると、速くなっているのは世の中のテンポではなく、SNSや周囲の表面的な情報を見て「早く何者かにならなきゃ」と急いでしまう、自分自身の「心の中の時計」なのかもしれません。

みんな同じように悩み、試行錯誤しながら、それぞれの速さで歩いています。

あなただけが取り残されているなんてこと、決してありませんよ。

焦る気持ちを手放して、自分のペースを取り戻す3つのヒント

仕事で焦りを感じて辛くなったとき、心の波を鎮めて自分のペースを取り戻すためのヒントを3つお伝えしますね。

1. 「みんなも実は急いでいない」ことを思い出してみる

周りの同僚や友人がキラキラして見えたり、手際よく仕事をこなしているように見えたりすると、「自分ももっと早くやらなきゃ」と焦ってしまいますよね。

そんなときは、「データ的にも、実はみんなそんなに急いで生きていないんだな」という事実を思い出してみてください。

「急がなきゃ」という感覚の多くは、自分自身が作り出したプレッシャーです。「みんなもそれぞれのペースで試行錯誤しているんだ」と知るだけでも、心にふっと余裕が生まれますよ。

2. 温泉に浸かるように、心を一度「オフ」にする時間を作る

焦っているときほど、私たちはスケジュールを詰め込んだり、休日も仕事のことを考えてしまいがちです。

でも、タスクを早くこなそうと焦るほど、集中力が切れて空回りしてしまうこともありますよね。

そんなときこそ、私が休日に温泉へ行くように、あなたにとっての「心を完全にオフにできる時間」を作ってあげてください。

お風呂にゆっくり浸かるでも、好きな音楽を聴くでも、温かい飲み物を飲んで深呼吸するだけでも大丈夫です。

一度心をゆるめてあげると、頭の中が整理されて自分のペースを取り戻しやすくなります。

3. 周りの時計ではなく、自分だけの時計で歩いてみる

20代は、キャリアや生き方について周りと比べてしまいやすい時期です。

「同期が昇進した」「あの人はもうあんな仕事を任されている」と目についてしまうこともありますよね。

けれど、他人の時計と自分の時計は違います。

早く咲く花もあれば、じっくり時間をかけて大きな実をつける木もあります。

周りのスピードに合わせようとして息切れしてしまうくらいなら、「今の自分が丁寧にできる速さ」で進むほうが、結果として長く遠くまで歩いていけますよ。

まとめ:あなたはあなたのペースで、ゆっくり進んで大丈夫

「時間の焦りがあって辛い」と感じるのは、あなたがそれだけ仕事や自分の人生に真面目に向き合っている証拠です。

でも、どうか自分を追い詰めすぎないでくださいね。

研究が教えてくれたように、世の中全体が猛スピードで進んでいるわけではありません。

あなたが「焦らなきゃ」と思っていることの多くは、少し立ち止まって深呼吸しても大丈夫なことばかりです。

温泉に入って「はぁ〜」と息を吐き出すときのように。

今日からは少しだけ肩の力を抜いて、あなただけのやさしいペースで一歩ずつ進んでいきましょうね。

あなたの過ごす時間が、温かくおだやかな時間になりますように。

出典・参考文献

  • John P. Robinson (2013). “Americans Less Rushed but No Happier: 1965–2010 Trends in Subjective Time and Happiness”, Social Indicators Research, Vol. 113, No. 3, pp. 1091–1104.

コメント

タイトルとURLをコピーしました