頑張っているのに時間が足りないと感じる人へ

時間

皆さんこんにちは!ヘルシーな猫です!🐈

朝起きてから夜寝るまで、気づけばあっという間に1日が終わっている。

「今日も何もできなかった」と、布団の中でぼんやり考えてしまう。

そんな経験ありませんか。

仕事をこなして、家事もして、それなりに頑張っているはずなのに、なぜか「時間が足りない」という感覚だけがずっと消えない。

それは決してあなたが要領悪いからでも、頑張りが足りないからでもありません。

この記事では、「時間が足りない」と感じてしまう理由と、その感覚との上手な付き合い方について、一緒に考えていきたいと思います。

なぜ私たちは「時間が足りない」と感じてしまうのか

忙しさの正体は「労働時間」だけじゃない

「時間がない」と聞くと、単純に働いている時間が長いからだと思われがちです。

もちろんそれも大きな要因のひとつですが、実はそれだけでは説明がつかない部分があります。

実は「収入が増えるほど時間不足を感じやすくなる」という研究結果

Hamermesh & Lee(2007)による研究では、オーストラリア・ドイツ・韓国・アメリカなど複数の国のデータを分析したところ、興味深い結果が見えてきました。

労働時間が同じであっても、世帯の収入が高い人ほど「時間に追われている」と感じやすい傾向があったのです。

これは、使えるお金が増えるほど「あれもしたい、これもしたい」という選択肢が増え、それをこなす時間が相対的に足りなく感じてしまうためだと考えられています。

つまり「時間が足りない」という感覚は、頑張りが足りないからではなく、むしろ選択肢や責任が増えたことの裏返しでもあるのです。

「時間がない」と感じやすいのはあなただけじゃない

家事・仕事を抱える人ほど感じやすい時間不足感

仕事に加えて家事もこなしている20代の方は、特に「自分の時間がない」と感じやすいのではないでしょうか。

それは当然のことです。

ひとつのタスクをこなすだけでも一日の中では大きな時間を占めますし、それがいくつも重なれば、心にゆとりを持てなくなるのも無理はありません。

特に女性が感じやすい”見えない負担”

同じ研究の中では、女性、特に共働きの方は男性よりも一貫して「時間に追われている」と感じやすいという結果も出ています。

労働時間や家事にかけている時間の差だけでは説明しきれないほどの差であり、家庭運営そのものを気にかけ続ける、いわば”見えない管理の負担”が背景にあるのではないかと指摘されています。

もし心当たりがあるなら、それはあなたが人一倍いろいろなことに気を配っている証でもあります。

決して、あなたの感じ方がおかしいわけではありません。

焦らなくていい、時間不足感との付き合い方

「時間を増やす」より「感じ方を変える」という視点

Melanie Rudd(2019)の研究では、「時間が足りない」という感覚そのものに向き合う視点が示されています。

1日24時間という制約はどうしても変えられませんが、その感覚とどう付き合うかは変えていくことができる、という考え方です。

たとえば、目の前のタスクを一つひとつ丁寧にこなす感覚を持つことや、「今この瞬間」に意識を向ける時間を少しだけ作ることは、時間そのものを増やさなくても、心の余裕につながっていきます。

健康であることが時間感覚にも影響するという事実

さらに、Hamermesh & Lee(2007)の研究では、健康状態が良いほど時間不足感が下がるという結果も出ています。

体調が整っていると物事を効率よくこなせるようになり、それが心の余裕にもつながっていくということですね。

忙しいときほど後回しにしがちな睡眠や休息が、実は時間不足感を和らげる近道なのかもしれません。

まとめ

「時間が足りない」という感覚は、決してあなたの頑張りが足りないから生まれるものではありません。

収入や責任、家庭での役割など、さまざまな要因が絡み合って生まれる自然な感覚です。

すべてを完璧にこなそうとしなくて大丈夫です。

まずは今日、少しだけ自分のための時間を意識してみる。それだけで、心の中の「足りない」という感覚は、きっと少しずつ和らいでいくはずです。

それでは次の記事で!バイバイ👋

出典・参考文献

  • Rudd, M. (2019). Feeling Short on Time: Trends, Consequences, and Possible Remedies. Current Opinion in Psychology, 26, 5–10.
  • Hamermesh, D. S., & Lee, J. (2007). Stressed Out on Four Continents: Time Crunch or Yuppie Kvetch? The Review of Economics and Statistics, 89(2), 374–383.

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